RISC—V技術
E200
RISC—V ベースの32ビットアーキテクチャ IPコア
E200:
奕斯偉計算E200 32ビット汎用マイクロプロセッサは、低消費電力・高性能を兼ね備えた32ビットRISC-V組込み向けCPU IP製品です。

本製品は、組込み向けの軽量マイコンアプリケーションに特化して設計されており、性能向上のために以下の機能が追加されています:L1キャッシュの搭載、B拡張への対応、F拡張への対応、Zicbomへの対応、Smepmp(セキュリティ拡張)への対応。
E200
特徴
特徴 説明
命令セットアーキテクチャ RISC-V 32-bit IMAC(B)(F) に対応
動作モード マシンモード、ユーザモードに対応
セキュリティ Smepmp に対応、最大 0~16 個の物理メモリ保護領域(PMP)を設定可能
PPMA(Programmable Physical Memory Attributes)チェックに対応
パイプライン構成 2段パイプライン
プロセッサ内部メモリ TIM0 および TIM1 を搭載、サイズは 0KB~128MB で設定可能、ECC(誤り訂正符号)オプションあり
L1 命令キャッシュ(L1 I$) 容量は 4KB~128KB で設定可能、Parity / ECC オプションあり
L1 データキャッシュ(L1 D$) 容量は 4KB~128KB で設定可能、Parity / ECC オプションあり
割り込み制御 CLIC割り込み制御装置に対応、最大112個の割り込み要求をサポート、ノンマスカブル割り込み(NMI)にも対応
デバッグ機能 デバッグモジュール(Debug Module)は JTAG / cJTAG に対応
バスインタフェース 1. 命令キャッシュインターフェース(ICache Port):32ビット AHB マスターインターフェース
2. データキャッシュインターフェース(DCache Port):32ビット AHB マスターインターフェース
3. 命令キャッシュとデータキャッシュを統合したシステムポート(System Port):32ビット AHB マスターインターフェース
4. ペリフェラルポート(Peripheral Port):32ビット AHB マスターインターフェース
5. フロントポート(Front Port):32ビット AHB スレーブインターフェース,外部から TIM にアクセス可能
CoreMark (CoreMarks/MHz) 4.65
Dhrystone-Legal (DMIPS/MHz) 1.90