RISC—V技術
ES000
RISC—V ベースの32ビットアーキテクチャ IPコア
ES000:
奕斯偉計算のES000 は、超低消費電力かつ高いセキュリティ性を備えた32ビットRISC-Vアーキテクチャの情報セキュリティ向けのCPU IP製品です。SIMカード、IoTセキュリティ、金融決済などの高セキュリティ分野に特化して設計されています。

本製品は、複数の攻撃モデルを想定し、10種類以上のアンチタンパー(改ざん防止)セキュリティ機能を実装しています。

さらに、ESWIN Sight 機能をサポートしており、波形デバッグツールを通じてユーザーによるCPU内部の状態や事項を把握できるようになります。
ES000
特徴
特徴 説明
命令セットアーキテクチャ RISC-V 32ビット:EMZc、Zicsr、Zifencei
動作モード マシンモード(Machine-mode)、ユーザーモード(User-mode)
セキュリティ Smepmp に対応し、0~16個の物理メモリ保護領域(PMP Region)の構成が可能
パイプライン 2段パイプライン構成
プロセッサ内部メモリ TIM0 および TIM1 を内蔵、構成可能サイズ:0KB〜128MB、ECC(誤り訂正コード)オプション対応
割り込み機能 CLIC割り込みコントローラ対応、最大112個の高速割り込みサポート ノンマスカブル割り込み(NMI)に対応
デバッグ機能 デバッグモジュール(Debug module):JTAG / cJTAG に対応
バスインタフェース 1.ペリフェラルポート:32ビット AHB マスタインタフェース
2.システムポート:32ビット AHB マスタインタフェース(オプション対応)
3.フロントポート(Front Port):32ビット AHB スレーブインタフェース対応、外部からTIM0 とTIM1にアクセスできる
CoreMark(CoreMarks/MHz) 2.22
Dhrystone-Legla(DMIPS/MHz) 0.87