RISC—V技術
E330A
RISC—V ベースの32ビットアーキテクチャ IPコア
E330A:
奕斯偉計算のE330A 32ビット機能安全プロセッサは、高性能な32ビットRISC-Vアーキテクチャに基づく車載グレードCPU IP製品です。

本製品はベースとなる E330プロセッサに対し、Parity/ECC、SPM(スタックポインタモニタ)、およびデュアルコア・ロックステップ機能を追加することで、ASIL-D 機能安全規格への対応を実現しています。

ESWIN Sight 機能をサポートしており、波形デバッグツールを通じてCPU内部の状態や事項の可視化が可能で、ユーザーは直感的にシステを把握できます。
E330A
特徴
特徴 説明
命令セットアーキテクチャ RISC-V 32ビット:IMAC(B)(FD)(P)(K)、Zicsr、Zifencei、Zicbom、Zicond、Zilsd、xewcie
動作モード マシンモード(Machine-mode)、ユーザーモード(User-mode)
セキュリティ Smepmpに対応し、PMP Region物理メモリ保護領域は最大16個まで構成可能
PPMAチェック対応
パイプライン 6段順序型スーパースカラパイプライン、分岐予測器付き
プロセッサ内部メモリ ITIMおよびDTIMを内蔵、構成可能サイズ:0KB〜128MB、Parity/ECCオプション対応
L1命令キャッシュ(L1 I$) 構成可能サイズ:4KB〜128KB、Parity/ECCオプション対応
L1データキャッシュ(L1 D$) 構成可能サイズ:4KB〜128KB、Parity/ECCオプション対応
割り込み機能 CLIC割り込みコントローラ対応、最大496個の高速割り込みサポート
ノンマスカブル割り込み(NMI)に対応
デバッグ・トレース機能 デバッグモジュール:JTAG / cJTAG に対応
トレースモジュール:RISC-V N-Trace 対応
バスインタフェース 1.メモリポート:64ビットのAHB/AXIマスタインタフェース
2.ペリフェラルポート(Peripheral Port):32ビットAHBマスタインタフェース
3.フロントポート(Front Port):32ビットAHBスレーブインタフェース、外部によるTIM0およびTIM1にアクセス用
CoreMark(CoreMarks/MHz) 5.77
Dhrystone-Legla(DMIPS/MHz) 2.48