RISC—V技術
E315
RISC—V ベースの32ビットアーキテクチャ IPコア
E315:
奕斯偉計算の E315 32ビット汎用プロセッサは、低消費電力かつ高性能な32ビットRISC-V組込み向けCPU IP製品です。

従来の E310 と比べて、以下の機能が追加されています:オプションで RV32Bビット操作拡張 および RV32F単精度浮動小数点拡張に対応,ハーバードアーキテクチャの L1キャッシュ を追加,Zicbomキャッシュ操作拡張に対応。

さらに、外部ホストインターフェースとして AXI / AHB の選択も可能です。
E315
特徴
特徴 説明
命令セットアーキテクチャ RISC-V 32-bit IMAC(F)(B)_Zicsr_Zifencei_Zicbomに対応
セキュリティ Machine-mode, User-mode
Security Smepmp に対応、PMP物理メモリ保護領域はオプションで0~16個まで設定可能
PPMAチェック対応
オプションでESWIN信頼実行環境(TEE)に対応、最大64個のPMP物理メモリ保護領域をサポート
パイプライン 3段パイプライン
プロセッサ内部メモリ TIM0およびTIM1をサポート、容量は0KB〜128MBで設定可能、ECCオプションあり
L1命令キャッシュ(L1 I$) 容量は4KB〜128KBで設定可能、ParityまたはECCの選択可
L1データキャッシュ(L1 D$) 容量は4KB〜128KBで設定可能、ParityまたはECCの選択可
割り込み制御 CLIC割り込み制御装置に対応、最大112個の割り込み要求に対応、ノンマスカブル割り込み(NMI)にも対応
デバッグ機能 デバッグモジュール(Debug Module)は JTAG / cJTAG に対応
バスインタフェース 1. 命令キャッシュインターフェース(ICache Port):32ビット AHB / AXI マスターインターフェース
2. データキャッシュインターフェース(DCache Port):32ビット AHB / AXI マスターインターフェース
3.命令キャッシュポートとデータキャッシュポートを統合したシステムポート:32ビット AHB / AXI マスターインターフェース
4. ペリフェラルポート:32ビット AHB マスターインターフェース
5. フロントポート:32ビット AHB スレーブインターフェース、外部からTIMにアクセス可能
CoreMark(CoreMarks/MHz) 4.45
Dhrystone-Legla(DMIPS/MHz) 1.72