RISC—V技術
E302
RISC—V ベースの32ビットアーキテクチャ IPコア
E302:
奕斯偉計算の E302 32ビット汎用プロセッサは、低消費電力かつ極小面積を特徴とする32ビットRISC-V組込み向けCPU IP製品です。

RISC-Vの最新仕様である Zc V1.0 圧縮命令拡張 および Smepmp セキュリティ拡張に対応しており、従来の E301 と比べて、優れたエネルギー効率と高いコード密度を実現しています。

命令またはデータの格納に使用できる 2つのオプションの緊密結合メモリ(TIM) をサポートし、外部ホストからフロントインターフェース経由でのアクセスにも対応しています。

ESWIN Sight機能を搭載し、波形デバッグツールを通じてCPU内部の状態や事件を把握することが可能。
E302
特徴
特徴 説明
命令セットアーキテクチャ RISC-V 32-bit EMZc_Zicsr_Zifencei に対応
動作モード マシンモード、ユーザモードに対応
セキュリティ 最大16個までの物理メモリ保護領域(PMP)を設定可能
パイプライン 3段パイプライン
プロセッサ内部メモリ TIM0 および TIM1 に対応、サイズは0KB〜128MBで設定可能、ECCオプションあり
割り込み制御 CLIC割り込み制御装置に対応、112個の割り込み要求とノンマスカブル割り込み(NMI)をサポート
デバッグ機能 デバッグモジュール(Debug Module)は JTAG / cJTAG に対応
バスインタフェース 1. ペリフェラルポート(Peripheral Port):32ビット AHB マスターインターフェース
2. フロントポート(Front Port):32ビット AHB スレーブインターフェース(外部から TIM0 / TIM1 にアクセス可能)
CoreMark(CoreMarks/MHz) 3.25
Dhrystone-Legla(DMIPS/MHz) 1.47